集客のためにGoogle リスティング広告を利用してみた。
Cafe & Dinning MONOのケース
コロナ禍でテイクアウトやケータリングサービスをしていることも宣伝したかったので、作った広告はこんな感じ。
ホームページをランディングページに設定。

予算は10万円。1ヶ月程の期間で広告を実施した。
結果はこんな感じ。

主に店の近くに来て「河口湖 カフェ」とか「カフェ」とか検索した人がクリックしてくれたらしい。
インプレッションはあんまり意味ない。広告が表示されても店の名前が頭に残ることはまずないから。
1クリックの値段は、19.3円だった。
クリックしただけでは実際の効果とは言えない。
田舎でカフェを検索するのは、旅行者が主であり、その時に訪問してもらえなかったら、結果に繋がらない。
飲食店なので、来てもらうことが成果。
電話をかけてくれた回数4回が、真の結果と言える。
ただ、電話をかけても来てくれないお客様もいるし、
ホームページを訪れてくれただけで来てくれるお客様もいる。
店舗側の実感として、Google広告を出した結果来てくれたお客様は多くて10名程度だった。
平均して9398円をかけて1名のお客様を呼ぶことができた。
MONOの平均客単価は2000円未満。
Auberge Mermaidのケース
ケータリングを始めたことを宣伝したかったので、こんな感じ。

ランディングページはもちろんレストランのホームページで。
予算は5万円くらい。期間は1ヶ月ほど。
結果↓

1クリックは83円。控えめにいって高い。
広告にたどり着いた人が使ったキーワードで最も多いのは、
「河口湖 ホテル」
だった。
レストランの広告なのだけど、ホームページがホテルをメインの売りにしているので、
ホテルの広告と判断されてしまい、ターゲットと広告内容が噛み合っていなかった可能性が高い。
結局電話につながったのは1件。
実店舗の感覚で、お客さんが増えた感じは全くなかった。
1件のケータリングは獲得できたと仮定して、56563円の広告費。
ケータリング1件の売り上げは20000円〜25000円。
Google広告の結果は、お金を捨てたに等しかった。
1クリックを獲得するのに要するコストは数十円。
一方で、クリックを獲得できたからといってお客さんがわざわざ実店舗に足を運んでくれる可能性は非常に低い。クリックした人の中の1%以下である。
飲食店では客単価が低いので、仮に実店舗に足を運んでくれたとしても売り上げは微々たるもの。
Google広告は飲食店では使えない。
客単価が高くて、客一人当たり数万円の広告費を払っても十分回収できるようなものを売ることにしかGoogle広告は有効活用できない。
もしかしたら売り上げに現れない認知度の向上など、
副次的な効果が多少はあるのかもしれないけど、数万円払う価値はないと思う。
ということで、すぐにGoogle広告はやめた。
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