2007年7月30日 中東 シリア オウム真理教がんばれちゃちゃちゃ

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中東は宗教の国だね。

人々は宗教の中で生きている。

女性はみなスカーフで頭を覆い町を歩く。

一日に五回、メッカに向かって礼拝する。

頭を地につけてとても真摯に祈る。

僕たち日本人には、これは奇妙な時間の無駄ぐらいにしか見えない。

よくても、あら、この国の人たちはこんな文化をもってるのねー、と言って通り過ぎるだけだ。

僕たちには、宗教というものがわからない。

仏教は大昔に死んでしまったし、オウム真理教も毒ガスとともに散った。

宗教と聞くと、気違いじみた狂ったようなものにすら思える。

「宗教だよーこんにちは☆」
「ひゃー、でたー、逃げろー」

こんな具合で、拝金主義に盲目的に邁進してきたから今の経済大国日本があるのだともいえるから、それはそれでよかったのかもしれない。

しかし、これから先はどうだろうか。。。。

僕はときどき不安になる。

みんな何のために生きているのだろう。

自分が何のために生きているのかわかって生きているのだろうか。

僕たちにある唯一絶対の真実は拝金主義だけだ。

それは言い換えれば、頑張ってよりよい生活を目指しましょう主義だ。

次の海外旅行のために、新しい車のために、流行のファッションのために、夢のマイホームのために、僕たちは頑張ってお金を稼いで、また次の目標に向かってお金を稼いで、いつのまにかぽっくり。

それが日本人の正しい生き方。

それ以外にはありえない。できるだけ人生楽しみましょう。

人生は一度きりだよみんな。ガンバロー

なんかむなしい。

だけど、僕たちにはこれしかない。

ほんとは気づいている。何かほかにも大切なことがあったんじゃなかったけ?いや、あるんだ。確かにあるんだ。感じてるんだ。

でも、それを表現する言葉はない。

その感情はとても弱くて、まわりにはびこっている拝金主義思想に負けてすぐに消えかけてしまう。
世の中、利益主義だけが真実であるかのように、偉い大人たちですら大声で当然のように怒鳴り散らしている始末だから、その感情を支えてくれるものはどこにもない。周りに流されていつのまにか忘れてしまう。
しかし、それは絶対に僕たちの中から消えてくれない。

それは、人間の本能というべきものだからだ。

その答えが宗教の中にある。

それは、愛だ。

他者を独占したいと願う、ポピュラーソングで歌われるような利己的な愛ではない。

それは、自分よりも他人の幸福を願う愛だ。

神様だとか、アッラーだとか、そんなものはよくわからないけど、宗教の根底に流れる思想は容易に僕たちに理解できる。



他人のために自分を犠牲にする?そんなの偽善だ。

そんなものは一時の気まぐれで、正しくもなんともない。害悪ですらある。

みんな頑張ればいいんだ!!


誰だって自分が一番かわいいんだ。みんながみんな自分の利益を追いかけている世の中なのに、どうして俺だけが他者のために自分を犠牲にできるってんだ?まずはじめに自分が幸せであることが必要だ、他人のことなんか二の次だ。
こういう疑いのない感情。

自分の生きる目的は何だろう。他人のために、社会のために尽くしたい。よりよい世界に貢献するために生きたいな。そのためには自分を犠牲にして頑張らなきゃ。
人のためにがんばった時ってどうしてこう気持ちいいんだろう。
こういう疑いのない感情。

自分の中にあるこの二つの矛盾をどう説明するのか。

僕たちは前者の考えばかりに慣れてしまったために、後者の考え方を論理的にそのなかに組み込むことができない。
そのために、後者を信じて頑張ろうとしている当の本人にすら、それは嘘っぽく聞こえてしまう。



僕たちには言葉が必要だ。

心の中の意識だけでは弱い。今の世の中に対してあまりにも弱すぎる。

僕たちにはその感情を表現する体系的な言葉が必要だ。

しかし、周りを探してもどこにもない。




だけど、それは宗教のなかにあるんだ。

彼らはただ、古い習慣に従ってあんな時間の無駄をしているのだろうか。

ただ単純に文化の違いというものなのだろうか。

彼らは何を考えているのだ。

僕たちが輸入すべきなのは、ファッションだけじゃない。

宗教が必要だ。

シリアはとても平和で、人々がフレンドリーな国だった。

それは僕にとって予想外なことで、偏見が吹き飛んだ経験だった。

中東では大切なことを学んだ。

生きる意味。

宗教とは。

愛とは。

それまで、真剣に考えたことのないもの。

日本では、あまり見かけたことのないものだった。

ダマスカス
ローマ遺跡
シリアには綺麗に保存されたローマ時代の遺跡が結構たくさんある
市場の賑わい
荘厳なモスク
ドラクエ並の遺跡
とにかくフレンドリーな人たち
どっかの町の水車
迷い込みたくなる市場

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