いろんな友人が、僕のために送別会を開いてくれた。いろんなものをもらった。 ありがとう。 気円斬ひとくんに生まれてよかったなと本気で思ってしまった一ヶ月だった。 いままでの人生の大切な人たちにここ数週間でたくさん会うことができたから、今死んでもダイジョブだなと思った。 いや、生きて帰ってこよう。 自分の人生がどう続いていくのかには興味がある。 空港で見送りに来てくれた友人との別れの時、手を振り合ったら僕の中に熱いものがこみ上げてきた。それはほんとに熱かった。 自分の居場所を離れるということはこういうことなのだと初めて実感した。 彼らの人生から僕は消えるのだ。 まぁ、すぐどもっちゃう俺がいなくなれば、話がはずんでいいっしょ。 とか、冗談を言ったけど笑えない。 寂しい。 僕はとてつもない寂しがり屋さんなのだ。 香港に向かう飛行機の中で、僕は一人だった。 一からはじめよう。 いってきます。 |
この時も、日本を離れて一番目に降り立った場所は香港だった。
香港には何かと縁があった。
コメント