不動産業の免許を取得

不動産業のこと

香港から帰ってきてすぐ始めたことの一つが、不動産業免許の取得。

2020年の9月頃に免許を取得した。

申請書類の作成

ゼロから不動産業(宅建業)の免許を取得するためには、まず宅建士の資格を取得する必要がある。

その後、事業を運営するための事務所を持つ必要がある。

僕はすでに宅建士の資格を持っていたし、

会社には事務所があったので、そのどちらもクリアしていた。

書類を準備することがまず初めの作業だった。

10個以上の書類を用意しなければならない結構面倒な申請手続き。

大変だけど、不動産業は書類仕事がメインみたいなもんなので、

試験だと思ってせっせと準備した。

事務所検査

保証協会の会員になると、次は事務所検査。

県の職員の方がわざわざ事務所を眺めて世間話をしに来てくれる。

作業机、応接セットなどが必要で、

他の事務所と隔たれていることも要件らしい。

昔は電話、FAXみたいな機器、固定機の回線も要件にあったらしいけど、

今はケータイ電話使う予定です。と主張したら渋々認めてもらえた。

小綺麗にしていれば小さな事務所でも仕事は始められる。

宅地建物取引業保証協会への入会

営業保証金1000万円を供託しなければ不動産業は始められない。

それを避けるためには、保証協会に入会する必要がある。

保証協会に入れば60万円で済む。

だから小規模の不動産会社は大抵保証協会に入ることになる。

ウサギとハトの保証協会があって、ウサギの方が少し安い。

だからウサギに入ろうと決めて、書類を準備した。

この書類作成作業も数時間はかかる面倒なもの。

いざ、提出しようとしたらハトから猛烈に営業をかけられた。

何としてもハトに入会しろ、と。

周りはみんなハトだぞ、と脅しめいたことも言われたし、

実際今、取引している不動産会社の人からも入るように説得された。

進めている大切な案件を失うわけにはいかない。

それは、ちょっとどうなの?

と正直思ったけど、直前でウサギに謝って、ハトの書類を作り、ハトに入会した。

一応交渉で、政治団体には入らないことを条件にしてもらった。

これで多少負担額は安くなったけど、なんだかんだ保証協会に入会するには100万円近いお金を用意する必要がある。

一応、保証協会に参加するには面接みたいなものがあり、指定された日時に協会の事務所に行った。

そこには地元の不動産会社さんで、役員みたいなのを勤めている人たちがズラッと並んでいて、形式的な面接があり、その馬鹿げた重々しい雰囲気に終始吹き出しそうになった。マスクじゃなかったらやばかった。

免許証取得

諸々の書類を建設事務所に提出して、晴れて免許が交付される。

山梨の場合、

申請は甲府に行って、

免許証の受領は大月に行って、

とその時によって役所が異なり、非効率だった。

今、免許を取得して晴れて不動産業を始めてから一年が経過した。

残念ながら取引はゼロだった。

今日、一年ぶりの事務所の立ち入り検査が行われる。

取引ゼロでした、と悔しそうな顔をして報告することになるんだろう。

資格取得では当たり前のことだけど、

資格を取ったからといって、金がすぐ稼げるわけではない。

お客様を見つける努力をすること。

こっちの方が資格なんかより何倍も重要で、難しいこと。

1年間取引はなかったけど、

宅建業の免許を早めに取得しておいたことには大きな意味があった。

そして、

1年間取引実績がなかったことにも大きな意味があった。

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