既存のサービスに新しいサービスを付加して、
新サービスで追加収入を得ながら
既存のサービスの集客も改善させ、一石二鳥で売上が伸びる。
相乗効果のある新サービスは費用対効果が高く、良いことしかない。
だから、思いついたらどんどんトライしてみる。
失敗することもある。
予想したほど新サービスには需要がないかもしれない。
でも大きな投資をするわけではないので、仮に失敗したところで痛手にはならない。
貸別荘を開業してすぐに、「BBQはできるのか?」という問い合わせを複数受けた。
すぐに器材を集めてBBQを提供することにした。

結果、この取組は成功して仕事の一つになった。
BBQの器材レンタルで追加収入を得ると共に、貸別荘の稼働率も上がった。
現在、宿泊するお客様のうち50%はBBQも利用する。
新規オープンした貸別荘はコロナ禍でも当初の事業計画にほとんど影響がなかった。
コロナがなければもっと業績が良かったことは間違いないが。。
旅行先に迷惑をかけることなく、プライベートにグループで自然を楽しみたい。
そういう需要はむしろコロナのおかげで増えたのかもしれない。
ただ、BBQは当初想定していなかったので、器材を拠点から運び、回収する手間が増えた。夜中に作業をしてくれ、しかもトラックをマニュアルで運転できる人材はすぐに見つからなかったので、しばらくは経営陣が交代でBBQ作業員になった。

僕はこの仕事が嫌いではない。
みんなが貸別荘で楽しそうにしている横で、その楽しみをサポートするため作業することに幸福を感じる。少し、幸せを分けてもらっている気がするから。
でも雨の日は結構しんどい。特にテントが雨で崩壊していると惨めな気分になる。
冬の寒いときにBBQしたい人もいて、夜中の片付けは寒さが身に染みる。
春になって、BBQをする人にとっても、設置片付けするスタッフにとっても楽しい季節になって嬉しい。
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