民泊にできる物件探しのコツ

1個目は、自分で作って、自分に発注するのが一番早いし実績になる。

ということで、シンプルに自分で民泊を作ることを決めた。


民泊を作ることで一石が5鳥になるような物件を探せればなお良い。

1。その案件が第一号案件として実績になる。
2。その案件で、お金を稼ぐことができる。
3。その案件に、自分も滞在できる。
  つまり仮の拠点にもなる。
4。その案件に、リネンや消耗品などの在庫を置くことができる。
  倉庫にもなる。
5。その案件に、車を停めておくことができる。 
  駐車場にもなる。

これらがクリアできてしまうと、極論、住まいも、倉庫も開業に差し当たって用意する必要がなくなる。



1件目の案件を、購入にて取得するのはあまり得策じゃない。
そもそも、そこまでまだ思い入れのある街ではないから、最悪、負の資産になると困る。

ゼロから事業を立ち上げようっていうのに、大きなお金を使うのはそこではない。

必然的に賃貸がメインの選択肢になる。




物件を探すのは、シンプルだ。

まず、土地勘を得ること、そして、相場観を掴むこと。

現地に行って、いろんなところを車で走り、歩いてみて、
そこがどういう土地なのか、相場はいくらくらいなのか、
肌で掴む。

ネットで探していても、Googleストリートで歩き回ってみても、
その場所の空気感まではわからない。

実際に赴くことはとても大切。

でも、歩き回っていても良い物件に出会える可能性はとても低い。

何せ物件なんて星の数ほどある。

どれが賃貸してくれるかなんてわからない。

物件自体の魅力も外観からではわからない。

そもそも、良い物件をブラブラ歩きでたまたま見つけるのは困難。

掘り出し物件というのは、たいてい、メインの道路から外れたところにある。

そういうところまで隈無く入ってみない限り、出会うことはできない。



だから、現地散策の時にはそんなに期待しない。
結局、物件探しはネットを頼ることになる。

Suumoやホームズ、センチュリー21などネットの賃貸物件をひたすら検索する。

空き家バンクがあるところは、空き家バンクもいい。

みんなの0円物件で、格安物件が売られていることもあるけど、
これはあまりお勧めしない。確実にリフォームに大金がかかるから。

地元の不動産屋さんが自分のホームページで物件を載せていることも良くある。
こういった物件は一番狙い目。
レインズにはまだ載っていない掘り出し案件に出会えるかもしれない。
しかし、こうした不動産屋を頼る正攻法は、民泊物件探しには、あまり使えない。
経験上、不動産屋さんは民泊には協力的ではないから。
民泊やるとなると、トラブルがついて回ることが多い。
不動産屋からしたら大家の方が、一顧客よりずっと大切で、
その信頼を失うことは避けなければならない。
民泊目的では紹介しないとキッパリ言う不動産屋さんは多い。

民泊に利用できそうな物件探しと言うのは、
このように正解のルートが使えないので、簡単ではない。

運。

物件探しで、現地を歩き回って、不動産屋とやり取りして、その中でできた人とのつながりがそのうち必ず活きてくる。

ひたすら行動して、探し回れば、運を引き寄せられる。

人からの紹介によって出会う。民泊物件はこの可能性が一番大きいといっても過言でない。

たまたま、いいと思った物件の大家が、民泊経営を支援する考えの持ち主かもしれない。

これぞ、と言う光る物件を紹介してもらえて、もしそう言う大家さんに出会えたら、
すぐ契約を決める。

見つけた物件はとてもレアで、2度と出会えない可能性がある。

こうして、僕は、熱海の外れの、丘の上に建つ平家の物件を賃貸することになった。

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