一度独立してしまったら、もう戻れない

経営のこと

サラリーマンのダメなところは、

自分の時間の切り売りをしているところ。

どんなに高級取りでもそれは変わらない。

時間の切り売りをしていている人は、

売れる時間がなくなったらそこで終わり。


僕はかつて大企業に勤めて、

海外駐在してたから、

日本人では給料が最も高い部族に属していた。

それでも、時間の切り売りしかしていないのなら、

どんなに高給取りでもダメだと思う。


独立して、自由に働いている今。

もう、サラリーマン的な生き方には戻れなくなった。

独立したら始めは0。もしくは1。

そこからスタートなので、心許ない。

でもその0を1にして、1を転がしていくと、10になり、100になっていく。

時間の積み重ねと共に、

ビジネス資産が大きくなっていく。

それは切り売りしたら無くなるものではない。

しっかり育てていけば、どんどん大きくなっていく。

その資産が生み出す利益が、

かつての高給をそのうち超えていくことは予測せずとも明らか。

この世界に足を踏み入れ、

踏ん張って数年生き残り、

ビジネス資産がそこそこ大きくなってきたら、

もう後には戻れない。

全然、違うステージに立ってしまうから。


サラリーマンは、切り売りして稼いだお金の一部から、

やっぱり自分の事業を作っていかなきゃいけないと思う。

だって、サラリーマンやっているってことは、

仕事をして生きると決意したってことなんだから。

仕事をするなら、自分の事業を持つことを目指せよ。


投資とか生ぬるいことをしててもあんまり意味はない。

それは、老後資金の助けにはなるかもだけど、

独立には普通は届かない。

副業でいいから、少しずつ事業を育てて、そこそこ大きくなったら、

独立した時、最初の数年を乗り切るのが大分楽になるはず。

自由に選べるのだから、できればその事業は自分のやりたい事業だといいと思う。

お金を稼ぐためと割り切るなら割り切るでもいい。

サラリーマンの仕事もお金を稼ぐためでしかない人は辛い。

そういう人こそ、なんでもいいから早く自分の事業を作って、

サラリーマンを辞めた方がいい。


もし、サラリーマンの仕事がめちゃめちゃ好きなら、事業は作らなくてもいい。

その人にとっては仕事を死ぬまで楽しく続けるのが幸せなはず。



僕は、自分の考え方が事業家だったので、

サラリーマンの生き方が合わなくなってしまって辞めた。

辞めたら、もう二度と戻れないことに気づいた。


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