僕が戻ってくる前に、人手不足で全然進んでいなかったいくつかの宿泊施設を開業した。
これは帰国後、最優先事項だった。
もう舞台は整っているのに、
あとは完成させるまで動くだけなのに、
放置させてズルズル後ろ倒しにするのは、罪だと思う。
時間を無駄にする罪。
得べかりし利益を捨てる罪。
さっさとやろう。
途中で止まらずにリリースできるところまでやりきろう。
休むのはその後でしよ。
まあ、やりたいことは多すぎて、一つ終わったらハイ次で、
結局休む暇なんてなくなってまうんだけど。
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内装と家具備品を整え、キレイにしたらAirbnbに登録して売り出した。
これらの貸別荘は、グループでプライベートスペースを利用できるので、
コロナ禍でも地元住民やホテルスタッフ等との接触を最小限にして楽しむことができる。・
5から10人程度のちょっとした団体が利用して、
仲間内でワイワイ楽しむには最高のスペース。
イメージは、人気番組テラスハウスの舞台である。
外国人が全く消えても、こうした国内のグループ旅行需要は根強かった。
グループで旅行するとき、ホテルは嫌なのだ。
だいたいツインかダブルの部屋しか無くて、それぞれ別れてしまう。
みんなで集まれるリビングがない。
じゃあ、どこに泊まる?
そこで選ばれるのが、オシャレで快適、かつリーズナブルな貸別荘。
このニーズはアタリであった。
帰国早々に開業した3つの貸別荘は、
コロナ禍における救世主になった。
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