田舎の飲食店がインスタグラム広告を利用した結果

宿泊飲食業のこと

インスタグラムは田舎でも、もちろん使われている。

そこで広告を出したらどんな効果が得られるか興味があったので試してみた。

Cafe & Dining MONOの場合

予算は6万円。

ターゲットは20歳以上で、河口湖町にいる人

ケータリングができることを宣伝した。

結果、700人が広告をタップしたらしい。

一人当たり、86円。

広告を見た人は37714人。

広告を見せる費用は1人あたり1.6円。

いいねの数は99。いいねは1個606円

Auberge Mermaidの場合

予算6万円で2回に分けて広告を出した。

ケータリングの宣伝。実はグループでMONOと似た広告を出している。

一回目。結果

359タップ。1回あたり167円。

インプレッション単価は3.2円。

いいねは1個833円。

2回目。ちょっと写真を変えただけ。

結果。

1タップ127円

1インプレッション2.8円

1いいね1621円。

18万円使って、売上はほとんど変わらなかった。

だから金を捨てたくなかったらインスタ広告もやらない方がマシ。

僕らが未熟だっただけで、もっと広告を効果的に使う方法があるのかもしれない。

魅力的な写真を載せたり、魅力的なトピックにするなど。

でも試行錯誤するには、小さな飲食店には出費が大きすぎる。

データ上の結果だけを見ると全然ダメな広告だった。

のだが、実生活で変化があった。

インスタを使っている地元の知り合いのほとんどが広告を見たと言ってきた。

この地域で広告を出す人なんか他にいない。

だから、僕らの広告だけが繰り返し、繰り返し登場して、

インスタをやっている人のタイムラインにうざいくらい登場してきたらしい。

人口数万人のこの土地で、インスタをやっている人はせいぜい5000人程度だろう。

そう考えると、5000人に対して繰り返し広告が出されていたことになる笑

短期的な売り上げ増には全くつながらなかったけど、

地元での認知度は上昇した。

現に、その後インスタ経由でのケータリングの問い合わせをいくつか受けた。

広告は必ずしも短期的な成果だけではない。

おそらく繰り返し出し続けることで、じわじわ認知度を高めていくことができる。

特にフレンチフルコースのケータリングは他でやっていない商材なので、

インスタで定期的に広告を打つことは、

必要になった時、潜在顧客が思い出して使ってくれる可能性があると感じた。

そうは言っても費用対効果は良くないので、

もっと別の媒体を使うべきだが。

そもそも、インスタをやっているのは比較的若い世代なので、

フレンチ料理のケータリングはあまり訴求力がない。

MONOでのバースデイサービスの方がまだダイレクトな需要につながる。

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