よろず支援拠点っていうの知ってる?

経営のこと

起業支援金のメンタリングを受けていて、

色々、会社を経営していく上での実務的なことを処理していく必要性を指摘された。

どこから手をつけていいか、しぶしぶってたら、

そんな起業家を支援する団体があるということで紹介された。

それが「よろず支援拠点」

名前を聞いただけでは、何のサービスをしているかわからない。

しかし、ここが政府にとって、起業家の相談窓口であり、

そこに相談すれば、関係各所を紹介してくれる入口の役目を果たしているそうだ。

そもそも、存在を認識されていない窓口って存在意義ある?

という疑問は置いておこう。

よろず支援拠点ホームページ

メンターが会社の実務を進めるために相談しろとアドバイスをくれたので、

地域のよろず支援拠点を探した。

いつできたのか知らないけど、自分の地元、富士吉田市にもあった。

固定電話番号にかけてみても出ない。

検索して一番上にヒットしてくる記事の携帯番号に電話をかけても出ない。

本当に存在してるのかな?

担当者は仕事してんの?

疑問に思って直接訪問してみた。

学校みたいなところの、教室を区切ったみたいなところに、

おじさんが一人、ちゃんと座ってた。

自分だったら、そんな事務所に一人でいるの嫌だな。

お話ししてみると、

やまなしのよろず支援拠点は、全国で相談件数がワースト1らしい。

そりゃ電話もまともに繋がらないんだからそうなるよな。

繋がらなかった番号について話すと、

その人はもうメンバーから外れたらしい。

そんな誰かわからん人の携帯番号が、

組織を検索すると一番上に出てきちゃうってどうなの?


昨年までは、メンバーの人たちが協力して半ば強引に企業を訪問し、

その訪問を実績として捏造して報告していたから、

相談件数は5000件ほどあったそうだ。

それが、メンバー入れ替えにより、連携が取れなくなって、
捏造作戦が使えなくなった。そして、ワースト1に甘んじる結果になったという。

まず、そんな組織に税金が払われているのか、と心配になった。

次に、自分達の組織をまともにマーケティングできていない団体が、
どうして起業家を支援できるのだろうか、という心配が浮上した。

存在自体が認識されていないから批判もないのだろうけど、

この組織はかなり危ういな、と思った。


サービスは全て無料で受けられるとのこと。

いろんな専門家が名前を連ねており、必要に応じて連携をとりながら、

起業家をサポートする体制になっている。

それが無料というのはすごい。

目の前のおじさんは、僕が求めている労務関係の専門家だったので、

社員を雇用した際に必要なあれこれを聞くことができ、参考になった。

よろずのメンバーは相談に乗ったり、紹介をすることはできる。

しかし、実務のお手伝いをすることはできない、という線引きがあるとのこと。

まあ、そりゃそうだろう。

書類作成を手伝い始めてしまったら、もう会社のために働いているようなものだ。

弁護士なんかも在籍しているので、タダで法律相談を受けられるのだろうか。。


こんなに暇そうにしているプロフェッショナルが集まる組織があるのなら、

使わないともったいない、

という気がしてきた。

何か疑問があって、相談に乗ってほしいときは、

とにかく よろず活動拠点に相談してみよう。

一応、それが政府の方針らしいし。

しかし、誰も知らないだろうな、この組織のことを。

伴走メンタリングが終わったら、

よろず支援拠点に助けてもらおうと、思った。

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