世の中には酔った時に言いたい放題言う人がいる。
もしそういう傾向があるという自覚があるなら、
飲んだ時は絶対に仕事をしてはいけない。
特に、仕事上の人とコミュニケーションを取ってはいけない。
ボロが出て、そのあと、後悔することになる。
僕は鬱だった頃、人と接することが辛かった。
人と話すことが怖くて仕方なかった。
夜お酒を飲んでいる時だけ、そうした症状を緩和させることができた。
そうすると、言わなくてもいいこと、溜め込んでいたことを酔っている時に言ってしまう。
翌日、酔っていた時の自分の振る舞いを思い出して猛省する。
そんなことを繰り返していた。
酔っている時は、気が大きくなりがち。
人間の本性や欲望がダイレクトで出る。
隠していたものを無惨にさらけ出してしまう。
他人の立場から、酔って言いたい放題言っている人間を見た時、
不快
軽蔑、
落胆、
怒り、
といった感情しか湧かない。
その人がどんな仕事上の意見を言おうが、
酔っている時はまともに相手には伝わらない。
ただ、自制心のない人間であるというレッテルを貼られて終わり。
もしそういう人に絡まれたら、
まともに相手をしていても時間の無駄。
静かにその場を離れた方がお互いのため。
経営者なら、その人が本心では何を感じているかを知るチャンスではある。
それは紛れもない本心なので、相手の処遇をどうすべきか大いに参考になる。
ネガティブな意見であった場合、信頼は消失する。
優秀な従業員ならそのようなチャンスを経営者に与えるのは良くない。
「今日は無礼講だからなんでも言いたいこと言ってくれ」
よく飲み会の席で上司が言うセリフ。
完全に罠なので気をつけよう。
建設的な議論はシラフの時に。控えめに。
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