TVのレコーダーを買う

家のレコーダーは寝起きが悪い。

電源を付けてから動き出すまで、僕と同じくらい時間がかかる。

最近、そのまま起きなくなった。

使っていたのはシャープのBD-HDV22という機種。

ブルーレイプレーヤーとVHSプレーヤーが一体となった

新旧混合型プレーヤーである。

発売は2008年。

発売当時に購入されていたとすれば、かれこれ13年働いていたことになる。

もう眠っても良い頃だろう。

今時、VHSプレーヤーがくっついたブルーレイプレーヤーは販売されていない。

流石にもう需要がないのだろう。別々に買え、と。

でもこういう昔の技術を残しながら、新しいものをくっつけて売るのは、

テレビに齧り付いているようなレイトマジョリティやラガードを相手にするには、

必要だったのだろう。

そんな人たちも流石にVHSから移行したので、

もうそういった商品は必要なくなったものと思われる。

みたいTV番組があれば大抵はネットから拾ってこれるので僕は全く必要ないが、

レコードプレーヤーの故障は母親にとって大問題であった。

さくと調べてみると、パナソニックのおうちクラウドディーガDMR-2W100が、

値段も手頃で評判が良いらしいので買ってあげることにした。

唯一、気にしたのは容量。

壊れたレコーダーは250GBだったけど、容量がすぐにいっぱいになってしまい、

1週間単位で消さなければならないようだったので、

最低1TBは必要と判断した。

そうすれば一ヶ月くらいは動画を保存しておけるだろう。

購入して、一個失敗したことがあった。

母親は録画していた動画を新しい機器に移行させたかったが、

ブルーレイを録画する機能が壊れてしまったので、ダビングができない。

メーカーが異なってもLANケーブルでネットワークに繋いでデータ移管する方法があるそうだけど、現在使っている機種は古すぎてLANケーブルを接続できる仕様になっていなかった。電話回線時代の代物。

しかし、同じシャープAQUOSの機器ならiLINKというケーブルで接続してデータ移管ができたらしい。

パナソニックDIGAの方が機能が充実しているようだったのでこちらを選んだけど、

求めているものはただただ今使っている機器の上位互換で、
もっとも重要なのがデータの移管であれば、そちらを優先してAQUOSの現行販売機種を購入すればよかった。

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